三相交流

Part1まとめ|三相交流の基礎を総復習【電験三種 理論】

第1講〜第5講の重要ポイントを完全整理!Part 2への万全な準備を

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第6講へようこそ!今回はPart 1 の総復習やで!

Part 1 では第1講から第5講まで、三相交流の基礎中の基礎を学んできた。ここまでで学んだ内容を振り返ってみよう:

Part 1 学習マップ(第1講〜第5講) 1 三相交流とは? 単相との違い、3本の波、120°間隔、基本用語 2 三相交流の利点 送電効率、一定電力、回転磁界、経済性 3 三相交流の発生 発電機の構造、120°配置のコイル、起電力の式 4 位相関係 進み・遅れ、ベクトル図、フェーザ表示、ベクトル和=0 5 対称三相と相順 対称条件3つ、正相順/逆相順、配線入替、不平衡 6 Part 1 まとめ ← 今ココ! 第1講〜第5講の総復習、重要公式の整理、Part 2への準備

今回の講座では、これら5つの講座で学んだ内容をコンパクトに再整理して、確実に定着させていくで。さらに、Part 2「Y結線」に向けて必要な知識の最終チェックもやるからな。

マラソンに例えると、Part 1 は準備運動とフォーム練習やった。今回のまとめは、いよいよ本番のコース(Part 2以降の計算問題)に入る前の最終ストレッチや。ここで体をほぐして万全の状態にしておこう!

🎯 この講座の目標

📘 第1講〜第5講の要点を完全復習

📗 重要公式を一覧で整理

📙 よくある間違いを再確認

📕 Part 2 に向けた橋渡し知識を習得

📒 総合問題で実力チェック

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まずは第1講「三相交流とは?」の復習から!

三相交流の一番の基本、「そもそも三相交流って何やねん」というところを振り返ろう。

単相交流は、波が1本だけ。家庭のコンセントから出てくるのがこれや。一方、三相交流は、同じ大きさ・同じ周波数の正弦波が3本あって、それぞれが120°ずつずれているものやったな。

単相交流 vs 三相交流 単相交流(波が1本) 送電線は2本必要 三相交流(波が3本) 送電線は3本(or 4本)

三相交流の基本の「き」として覚えておくべきことを整理するで:

📌 第1講の要点

⚡ 三相交流 = 3本の正弦波120°間隔で並んだもの

⚡ 各相の名前:a相(赤)b相(黄)c相(青)

⚡ 1つの相だけ見たら、普通の単相交流と同じ

⚡ 周波数:日本では東日本50Hz、西日本60Hz

⚡ 三相交流は工場・ビル・送電など大電力で使われる

第1講で学んだ最も大切な数字は「120°」や。360° ÷ 3 = 120°。この数字はこの先ずっと出てくるから、もう体に染み込ませておいてな。

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続いて第2講「三相交流の利点」の復習や!

「なんでわざわざ3本も波を使うん?1本でええやん」という疑問に対する答えが、第2講やったな。三相交流には、単相にはない圧倒的なメリットが4つあるんやった。

三相交流の4大メリット 三相 交流 ① 送電効率が高い 同じ電力を少ない銅量で 送れる(銅量75%で済む) ② 一定電力の供給 3相の瞬時電力の合計が 常に一定(脈動しない) ③ 回転磁界 三相で自然に回転磁界 が生まれる → モーター ④ 経済性 送電線の本数削減、 変圧器の小型化が可能 ⭐ 電験三種での頻出ポイント 「三相交流の利点を述べよ」→ 上記4つが答え 特に②一定電力と③回転磁界は計算問題にも関連!

特に②一定電力は、後のPart 4「三相電力」で詳しく計算するし、③回転磁界はPart 5で出てくる。今の段階では「三相交流にはこんなメリットがある」としっかり覚えておけばOKや。

三相交流のメリットを一言で表すなら「少ない材料で、安定した大きな電力を、効率よく送れる」ということや。これが電力会社が三相送電を採用してる最大の理由やで。自転車に例えると、単相は一輪車(不安定でパワーが出にくい)、三相は三輪車(安定してスムーズ)みたいなもんや。

📌 第2講の要点

⚡ 三相は送電効率が高い(銅量75%で同じ電力を送れる)

瞬時電力の合計が一定(脈動がない→振動が少ない)

回転磁界が自然に発生(モーターが回せる)

⚡ 経済的(送電線・変圧器のコスト削減)

⚡ だから大電力を扱う場面では三相交流が標準!

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次は第3講「三相交流の発生」の復習や!

三相交流は発電機で作られるんやったな。発電機の中には120°間隔で配置された3つのコイルがあって、磁石が回転することで各コイルに起電力が発生する。3つのコイルが120°ずれて配置されてるから、発生する起電力も自動的に120°ずれるという仕組みやった。

三相発電機の原理(復習) 回転子 a b c 120° 120° 120° 起電力の式 ea = Em sinωt eb = Em sin(ωt-120°) ec = Em sin(ωt-240°) Em:最大値(振幅) ω:角周波数 = 2πf

この3つの起電力の式は、三相交流の全ての計算の出発点になる超重要な式や。特に位相の部分(0°、-120°、-240°)は正相順の場合の値やったな。

ここで大事なのは、「-120°」は「120°遅れ」を意味するということ。マイナスは遅れ、プラスは進み。b相はa相より120°遅れて最大値に達し、c相はa相より240°遅れて(=120°進んで)最大値に達する。

\( \omega = 2\pi f \)(角周波数と周波数の関係)
\( T = \frac{1}{f} \)(周期と周波数の関係)
f = 50Hz なら ω = 100π rad/s、T = 0.02s

📌 第3講の要点

⚡ 三相発電機 = 120°間隔のコイル3つ+回転磁石

⚡ 起電力の式:ea, eb, ec(位相差120°ずつ)

マイナスの位相 = 遅れ、プラスの位相 = 進み

⚡ ω = 2πf(角周波数)、T = 1/f(周期)

⚡ Em は最大値、実効値 E = Em / √2

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ほな、第1〜3講の範囲で確認問題いくで!

🧠 問題1(10点)

三相交流の特徴として誤っているものはどれか。

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三相交流の利点を思い出してみよう。

三相交流の4大メリット(再確認)

① 送電効率が高い → 同じ電力を少ない銅量で送れる

② 瞬時電力の合計が一定

③ 回転磁界が自然に発生

④ 経済的

「銅を多く必要とする」のは単相?三相?

🔄 確認問題

三相交流は単相交流と比べて、同じ電力を送るのに必要な銅の量は?

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正解!発展問題いくで。

🔥 発展問題(15点)

三相交流の起電力 \( e_a = 141\sin 100\pi t \) [V] について、周波数 f [Hz] と実効値 E [V] の組み合わせとして正しいものはどれか。

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ここからが特に重要!第4講「位相関係」の復習や!

Part 2 以降の計算で毎回使う知識やから、ここでしっかり固めておこう。

まず、位相の進み・遅れの復習。三相交流の波形を見ると、a相が最初に最大値に達し、次にb相、最後にc相の順番やったな(正相順の場合)。

三相交流の波形と位相関係(正相順) e ωt a:最初 b:次 c:最後 120° 120° a相(基準) b相 c相

そして、この波形をベクトル図(フェーザ図)で表現するのが第4講の核心やった。ベクトル図は、波形の「大きさ」と「位相のずれ」を1枚の絵で表現できる超便利なツールや。

ベクトル図とフェーザ表示(復習) ベクトル図(正相順) Ėa Ėb Ėc 反時計回り フェーザ表示 Ėa = E∠0° Ėb = E∠-120° Ėc = E∠-240° Ėa + Ėb + Ėc = 0

ベクトル図のルールをおさらいするで:

📌 第4講の要点

⚡ ベクトルの長さ = 起電力の大きさ(実効値)

⚡ ベクトルの角度位相(反時計回りが正の方向)

⚡ フェーザ表示:\( \dot{E} = E\angle\theta \)(大きさ∠角度)

ベクトル和 = 0(対称三相の最重要性質)

⚡ \( \dot{E}_a + \dot{E}_b + \dot{E}_c = 0 \)(常に成り立つ)

⚡ ベクトルは反時計回りに回転する

ベクトル図は三相交流の「地図」みたいなもんや。波形が「動画」だとしたら、ベクトル図は「写真」。ある瞬間の3つの相の関係を1枚でパッと把握できる。Part 2以降はこのベクトル図をフル活用して計算していくから、見方をしっかり覚えておいてな。

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最後に第5講「対称三相と相順」の復習や!

第5講では、「対称」であるための3つの条件と、「相順」の2種類を学んだな。

第5講 要点の総まとめ 対称三相交流の3条件 1 各相の大きさ(実効値)が等しい:Ea = Eb = Ec 2 各相の位相差が120°ずつ(= 2π/3 rad) 3 各相の波形が同じ正弦波(周波数も同じ) 正相順 a → b → c eb: -120°、ec: -240° (標準・一般的) 逆相順 a → c → b eb: -240°、ec: -120° (b,cの位相が逆) 配線の入れ替えルール 🔄 2本入替 → 相順逆転(モーター逆回転) 3本全部入替 → 元に戻る(変化なし)

そして何より大切なのが、対称三相の最重要性質

瞬時値の和:\( e_a + e_b + e_c = 0 \)(常に成立)
フェーザの和:\( \dot{E}_a + \dot{E}_b + \dot{E}_c = 0 \)
対称三相のときだけ成り立つ。非対称ではゼロにならない!

不平衡(非対称)三相になると、この和がゼロにならず、中性線に電流が流れたり、モーターが過熱したりするんやった。電験三種の問題では「対称三相交流において…」という前提がほとんどやから、安心して計算公式が使えるで。

📌 第5講の要点

⚡ 対称条件:大きさ等しい120°間隔同じ波形

⚡ 対称なら → 和がゼロ1相分の計算でOK

⚡ 相順:正相(a→b→c)と逆相(a→c→b)

⚡ 回転方向を変える → 2本入替

⚡ 非対称 → 中性線電流、過熱、効率低下

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ここで、Part 1 で登場した重要公式を一覧にまとめるで!

Part 2以降でも使い続ける公式ばかりやから、この一覧をブックマーク代わりにしてもらえると嬉しいで。

【基本量の関係】
角周波数・周期・最大値と実効値
\( \omega = 2\pi f \)
角周波数 ω [rad/s] と 周波数 f [Hz]
\( T = \frac{1}{f} \)
周期 T [s] と 周波数 f [Hz]
\( E = \frac{E_m}{\sqrt{2}} \) ⇔ \( E_m = \sqrt{2} \cdot E \)
実効値 E と 最大値 Em の変換
【三相起電力の式(正相順)】
三相交流の基本式
\( e_a = E_m \sin\omega t \)
\( e_b = E_m \sin(\omega t - 120°) \)
\( e_c = E_m \sin(\omega t - 240°) \)
瞬時値の式(正相順 a→b→c)
【フェーザ表示(正相順)】
ベクトル(フェーザ)による表現
\( \dot{E}_a = E\angle 0° \)
\( \dot{E}_b = E\angle -120° \)
\( \dot{E}_c = E\angle -240° \)
E は実効値、角度は位相
【対称三相の性質】
最重要!計算で何度も使う
\( e_a + e_b + e_c = 0 \)(瞬時値の和 = 0)

\( \dot{E}_a + \dot{E}_b + \dot{E}_c = 0 \)(フェーザの和 = 0)
対称三相で常に成立する性質
【位相差の関係】
角度の変換
\( 120° = \frac{2\pi}{3} \text{ rad} = \frac{T}{3} \)(時間換算)

\( -240° = +120° \)(360°の周期性)
度・ラジアン・時間の変換

この公式集は「三相交流の辞書」みたいなもんや。Part 2以降で「あれ、あの公式なんやったっけ?」と思ったら、この第6講に戻ってきてくれればええ。特に「和がゼロ」と「フェーザ表示」はこの先ずっと使うから、確実に覚えておこう!

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ほな、第4〜5講の範囲で問題2いくで!

🧠 問題2(10点)

対称三相交流で \( \dot{E}_a = E\angle 0° \)、\( \dot{E}_b = E\angle -240° \)、\( \dot{E}_c = E\angle -120° \) のとき、相順はどれか。

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相順の判定方法を整理しよか。

相順の判定ポイント

• 正相順:b相が-120°、c相が-240°

• 逆相順:b相が-240°、c相が-120°

問題のb相は-240°、c相は-120°…これはどっち?

🔄 確認問題

b相が-240°、c相が-120° のとき、最大値に達する順番は?

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お見事!発展問題で応用力を試すで。

🔥 発展問題(15点)

逆相順の三相交流で \( \dot{E}_a = 200\angle 0° \) V のとき、\( \dot{E}_c \) はいくらか。

💡 ヒント:逆相順ではc相は-120°

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ここで、Part 1 の内容で初学者がよくやる間違いをまとめるで!

同じ間違いを本番でやらんように、ここで「あるある」を確認しておこう。

⚠ よくある間違い TOP 5 1 位相差を90°と間違える ✗ 三相は90°間隔 → ✓ 120°間隔(360÷3=120) 覚え方:「三」つで「三等分」→ 360÷3 = 120° 2 最大値と実効値を混同する ✗ E = Em → ✓ E = Em / √2(√2で割る!) 式にEmがあったら実効値に要変換。試験ではEが主流 3 正相順と逆相順の位相を逆にする ✗ 正相: b=-240° → ✓ 正相: b=-120°、逆相: b=-240° 覚え方:「正→アルファベット順」b は -120°(小さい方) 4 3本入替で相順が変わると思う ✗ 3本入替→逆転 → ✓ 3本は元に戻る、2本で逆転 覚え方:「2本で逆転」「3本はグルグル回るだけ」 5 「遅れ」と「進み」を逆に理解する ✗ マイナス=進み → ✓ マイナス=遅れ、プラス=進み 覚え方:「マイナスで遅刻」(遅れのイメージ)

特に間違い1と3は電験三種の選択肢で引っかけに使われることが多い。「120°」と「正相順でb相は-120°」、この2つは絶対に間違えへんようにしてな。

間違いやすいポイントを知っておくのは、落とし穴の場所を事前に知るのと同じや。場所さえ分かっていれば、そこを避けて通れるからな。「あ、この選択肢は引っかけや」と見抜けるようになったら、もう合格レベルやで!

📌 間違えやすいポイント(再確認)

⚡ 位相差は120°(90°ではない)

⚡ 実効値 = 最大値 ÷ √2

⚡ 正相順:b相は-120°(-240°は逆相順のb相)

2本入替で逆転、3本入替は元に戻る

⚡ マイナス位相 = 遅れ

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ここからは、Part 2 に向けてもう一歩踏み込んだ復習をしていくで!

まず、第2講で学んだ「瞬時電力の合計が一定」という性質を、グラフで確認してみよう。これはPart 4「三相電力」で詳しく扱うけど、今の段階でイメージを掴んでおくと後でラクになるで。

三相の瞬時電力:各相は脈動するが合計は一定! p ωt pa(a相の電力) pb pc 合計P 合計は完全に一定!

すごいやろ?各相の瞬時電力(薄い色の波)は脈動してるのに、3つを足し合わせると完全に一定値になる(太い緑の線)。これが三相交流の「一定電力」の正体や。

これは3人でペダルを漕ぐ自転車みたいなもんや。1人ずつ見たら力が強い瞬間と弱い瞬間があるけど、3人が120°ずらしてペダルを漕ぐと、合計の力は常に一定になる。だからモーターが振動なくスムーズに回転できるんやで。

この性質があるからこそ、工場のモーターは三相交流で動かすんや。単相だと電力が脈動してモーターが振動するけど、三相なら滑らかに回転できる。Part 4で計算方法を詳しく学ぶから、今はイメージだけ掴んでおいてな。

📌 一定電力のポイント

⚡ 各相の瞬時電力は脈動する(sin²の形)

⚡ しかし3相の合計は常に一定

⚡ この性質は対称三相のときだけ成り立つ

⚡ モーターの振動を抑え、スムーズな回転を実現

⚡ 三相電力の計算式:\( P = \sqrt{3} V_L I_L \cos\varphi \)(Part 4で詳しく!)

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Part 1 の復習が一通り終わったところで、Part 2 への橋渡しをしていくで!

Part 2以降では、三相交流を実際の回路にどうやって接続するかを学ぶんや。接続方式には大きく2種類ある。

Part 2以降で学ぶ2つの接続方式 Y結線(スター結線) Part 2(第7〜12講) 中性点 a b c 3本の端を1点で接続 VL = √3 Vp IL = Ip 「Yの形」→ スター Δ結線(デルタ結線) Part 3(第13〜18講) a b c 3つの辺で三角形を作る VL = Vp IL = √3 Ip 「Δの形」→ デルタ

Y結線は、3つのコイル(または負荷)の一端を1点(中性点)で接続する方式。形が「Y」の字に似てるからこの名前がついてる。

Δ結線は、3つのコイルを三角形(Δ)の形に接続する方式。各コイルの端と端が繋がって、環状になってるんや。

ここで超重要な予告:Y結線とΔ結線で、「線間電圧 \( V_L \)」と「相電圧 \( V_p \)」の関係が違うんや。

Y結線:\( V_L = \sqrt{3} \cdot V_p \)、\( I_L = I_p \)
Δ結線:\( V_L = V_p \)、\( I_L = \sqrt{3} \cdot I_p \)
VL:線間電圧、Vp:相電圧、IL:線電流、Ip:相電流

この「√3」がどこにかかるか、というのがPart 2〜3のメインテーマや。今は「Y結線は電圧に√3、Δ結線は電流に√3」とだけ覚えておけばOKやで。

Y結線は「手をつないで輪になる」の中心バージョン(3人が中心で手をつなぐ)、Δ結線は「手をつないで三角形」バージョン(3人が三角形の辺を作る)と考えるとイメージしやすいで。

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問題3:Part 1 の総合問題や!

🧠 問題3(10点)

対称三相交流において、三相誘導電動機の回転方向を逆転させるために必要な操作はどれか。

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モーターの回転方向と配線の関係を整理しよう。

モーター回転方向の決定要因

• 回転方向は相順で決まる

• 相順を逆にする → 回転方向が逆になる

• 相順を逆にするには → 2本の配線を入替

• 3本全部入替 → 元の相順に戻る(意味がない)

• 周波数は回転「速度」に影響。「方向」は変えない。

🔄 確認問題

配線を3本すべて入れ替えたとき、相順はどうなる?

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正解!もう一問いくで。

🔥 発展問題(15点)

対称三相交流の起電力が \( e_a = 200\sqrt{2}\sin 100\pi t \) [V] で与えられている。次のうち正しいものはどれか。

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Part 2 に入る前に、必要な前提知識が全部揃ってるかチェックしよう!

Part 2「Y結線」では、三相回路の電圧・電流を計算する。そこで使う知識は、今までPart 1で学んだことの応用ばかりや。

Part 2 に必要な前提知識チェック 三相交流の基本概念(3つの波、120°間隔) 起電力の式(ea, eb, ecの瞬時値表現) フェーザ表示(Ė = E∠θ°)とベクトル図 ベクトル和 = 0(Ėa + Ėb + Ėc = 0) 対称三相の条件(大きさ・位相差・波形) 相順(正相順/逆相順)と配線入替ルール 🎉 Part 2 の準備完了!

全部チェックがついたな!これだけの知識があれば、Part 2 のY結線の計算に自信を持って臨めるで。

特にPart 2 で頻繁に使うのは以下の3つや:

📌 Part 2 で特に使う知識

フェーザ表示:電圧・電流をベクトルで表現(計算の基本ツール)

ベクトル和 = 0:線間電圧の導出で活躍

120°の位相差:全ての計算の根底にある

Part 1 で道具を全部揃えた状態や。フェーザ表示というノコギリ、ベクトル図という設計図、120°という物差し。Part 2からは、これらの道具を使って実際に「家を建てる」(回路を計算する)段階に入るんやで!

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せっかくやから、これからのロードマップも見ておこう!Part 2 以降で何を学ぶか知っておくと、モチベーションが上がるで。

三相交流 全体ロードマップ ✅ Part 1:三相交流の基礎(第1〜6講)完了! 基本概念 → 利点 → 発生 → 位相 → 対称・相順 ↓ 今ここ! 📗 Part 2:Y結線(第7〜12講)← 次はここ! Y結線の電圧・電流 → ベクトル図 → 計算問題 📙 Part 3:Δ結線(第13〜18講) Δ結線の電圧・電流 → ベクトル図 → 計算問題 📘 Part 4:三相電力(第19〜24講) 三相電力の計算 → 電力測定 → 二電力計法 📕 Part 5:応用と試験対策(第25〜30講) Y-Δ変換 → V結線 → 回転磁界 → 過去問パターン 🏆 三相交流マスター!

全30講のうち、今6講目まで終わったところや。全体の5分の1が完了したということやな。でも、Part 1で学んだ基礎が全ての土台になるから、ここまでの理解度が後の理解速度を大きく左右するで。

特にPart 2のY結線は三相回路計算の最も基本的なパターンやから、Part 1の知識をフル活用して取り組もう!

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Part 2で新しく登場する用語を先取りで紹介しておくで。事前に知っておくと、第7講からの理解がグッと早くなるはずや。

【Part 2 で登場する新用語】
Y結線の電圧・電流に関する用語

相電圧(そうでんあつ)\( V_p \):各コイル(相)にかかる電圧。Y結線では中性点と各端子の間の電圧。「phase voltage」の p やで。

線間電圧(せんかんでんあつ)\( V_L \):端子と端子の間の電圧。a端子とb端子の間、b端子とc端子の間…という具合。「line voltage」の L や。

相電流(そうでんりゅう)\( I_p \):各コイルを流れる電流。

線電流(せんでんりゅう)\( I_L \):送電線(ライン)を流れる電流。

📌 超重要!Y結線の公式(先取り)

⚡ \( V_L = \sqrt{3} \cdot V_p \)(線間電圧 = √3 × 相電圧)

⚡ \( I_L = I_p \)(線電流 = 相電流)

⚡ Y結線では電圧に√3がかかる

⚡ Y結線では電流はそのまま

「相」と「線」の区別は、家の中道路みたいなもんや。「相電圧」は家の中の電圧(コイルにかかる分)、「線間電圧」は道路で測った電圧(端子間)。Y結線では、道路の電圧が家の中の√3倍になるんやで。

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最終問題!Part 1 の総仕上げやで!

🧠 問題4(10点)

次の記述のうち、正しいものはどれか。

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1つずつ確認していこう。

各選択肢のチェック

① 瞬時値の和 → 対称三相では常にゼロ(3倍ではない)

② 正相順のb相 → a相より120°遅れ(eb = Em sin(ωt - 120°))

③ Y結線 → VL = √3 × Vp(等しくない)

🔄 確認問題

対称三相交流で ea + eb + ec はいくらになる?

発展ルート

パーフェクト!最後の発展問題いくで。

🔥 発展問題(15点)

対称三相交流 \( \dot{E}_a = 100\angle 0° \) V(正相順)において、\( \dot{E}_a - \dot{E}_b \) を求めよ。

💡 ヒント:これはY結線の線間電圧の求め方の予習。ベクトルの引き算を計算する

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Part 1 完全まとめ表や!この1枚で第1〜5講の要点を全てカバーしてるで!

🏆 Part 1 完全まとめ 基本 三相交流 = 3本の正弦波 × 120°間隔 × 同振幅・同周波数 周波数: f [Hz]、角周波数: ω = 2πf、周期: T = 1/f 起電力 ea = Em sinωt、eb = Em sin(ωt-120°)、ec = Em sin(ωt-240°) 実効値 E = Em/√2、フェーザ: Ė = E∠θ° 性質 瞬時値の和: ea+eb+ec = 0、フェーザの和: Ėa+Ėb+Ėc = 0 瞬時電力の合計が一定(脈動なし)、回転磁界が発生 対称条件 ①大きさが等しい ②位相差120° ③同じ正弦波形 → 全て満たす = 対称三相、1つでも崩れる = 非対称(不平衡) 相順 正相順: a→b→c(b=-120°)、逆相順: a→c→b(b=-240°) 2本入替→逆転、3本入替→元に戻る、モーター回転方向に影響 Part 2予習 Y結線: VL=√3·Vp, IL=Ip / Δ結線: VL=Vp, IL=√3·Ip 三相電力: P = √3·VL·IL·cosφ(Part 4で詳しく) Part 1 完全制覇!Part 2 へGO!🎉
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お疲れさま!Part 1「三相交流の基礎」全6講が完了したで!

ここまでの6講で、三相交流の基本概念から対称条件・相順まで、三相回路を理解するための全ての土台を築き上げることができた。

🏆 Part 1 で達成したこと

📘 三相交流の基本概念を完全理解(第1講)

📗 三相交流の4大メリットを把握(第2講)

📙 発電機の原理と起電力の式をマスター(第3講)

📕 位相関係・ベクトル図・フェーザを使いこなせる(第4講)

📒 対称条件・相順・配線入替を完全理解(第5講)

📓 全体を総復習して知識を定着(第6講 = 今回)

Part 1 は料理の「材料と道具を揃える」段階やった。食材(基本概念)を集めて、包丁(フェーザ表示)を研いで、レシピ(公式)を覚えた。Part 2からは、いよいよ実際に料理を作る(回路を計算する)段階や!最初は Y結線という基本のレシピから始めるから、楽しみにしとってな!

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次回予告!

Part 2 スタート!第7講「Y結線の電圧と電流」では、いよいよ三相回路の計算に入るで!

📖 第7講の内容

⚡ Y結線(スター結線)とは何か

⚡ 相電圧と線間電圧の関係:\( V_L = \sqrt{3} V_p \)

⚡ 相電流と線電流の関係:\( I_L = I_p \)

⚡ √3 がどこから出てくるかの導出

Part 1 で学んだフェーザ表示とベクトル図がフル活用されるから、しっかり復習してから臨もう!

🏆 第6講 学習完了!Part 1 制覇!

あなたのスコア:0点 / 40点

メイン問題(10点×4問)とルート別ボーナスの合計やで!