回転界磁型と突極機・円筒機を理解しよう
よっしゃ!第3講いくで!
今回のテーマは「同期発電機の構造」や。
同期発電機には色んな種類があるんやけど、その分類方法を覚えることが大事やで!
📚 この講座で学ぶこと
✅ 回転界磁型と回転電機子型の違い
✅ なぜ回転界磁型が主流なのか
✅ 突極機と円筒機の構造と用途
同期発電機の構造は、2つの軸で分類できるんや。
🔑 2つの分類軸
① 何が回転するか:回転界磁型 or 回転電機子型
② 回転子の形状:突極機 or 円筒機
まずは①の「何が回転するか」から見ていこか!
同期発電機には界磁(磁石側)と電機子(コイル側)があるんや。
どっちを回すかで2種類に分かれるで!
回転界磁型(主流!)
・界磁(磁石)が回転、電機子(コイル)が固定
・発電した電力をそのまま外部へ取り出せる
・大容量発電機はほぼ全部これ!
回転電機子型(ほぼ使われない)
・電機子(コイル)が回転、界磁(磁石)が固定
・回転するコイルから電力を取り出すのにスリップリングが必要
・大電流を流すと火花が出て危険!
なんで回転界磁型が主流なんか、理由を整理するで!
🔑 回転界磁型が選ばれる3つの理由
① 大電流の取り出しが簡単
→ 電機子が固定やから、スリップリング不要!
② 絶縁が容易
→ 高電圧の電機子巻線を固定子に配置できる
③ 励磁電流が小さい
→ 界磁の直流電流は電機子電流より遥かに小さい
つまり、大きい電流は固定、小さい電流だけ回転させるのが賢いやり方なんや!
ほな、確認問題いくで!
大容量の同期発電機に回転界磁型が採用される主な理由として、最も適切なものはどれか?
OK、ポイントを整理しよか。
回転界磁型のメリット:
・電機子(大電流が流れる)が固定
・界磁(小電流で済む)が回転
→ 大電流をスリップリングなしで取り出せる!
💡 覚え方
「大電流は動かすな!」
大電流の電機子は固定、小電流の界磁だけ回す
回転界磁型で「固定」されているのはどちら?
さすがや!ほな発展問題いくで。
回転界磁型同期発電機において、界磁巻線に流れる電流の種類は?
次は2つ目の分類、回転子の形状による分類や!
突極機と円筒機の2種類があるで。
🔑 形状の違い
・突極機:磁極が「突き出て」いる → 凸凹した形
・円筒機:表面が「滑らか」 → 円筒形
なんで形が違うんか?それは使う場所が違うからや!
| 突極機 | 円筒機 | |
|---|---|---|
| 回転速度 | 低速 | 高速 |
| 極数 | 多極(6極以上) | 少極(2極or4極) |
| 主な用途 | 水力発電 | 火力・原子力発電 |
| 直径 | 大きい | 小さい |
| 軸方向長さ | 短い | 長い |
突極機 → 水力発電(低速・多極)
水車は回転速度が遅い(100~500 min⁻¹程度)
→ 同期速度 \(N_s = \dfrac{120f}{p}\) を低くするには極数を増やす
→ 多極にするには突極構造が適している!
円筒機 → 火力・原子力発電(高速・少極)
蒸気タービンは高速回転(1500~3600 min⁻¹)
→ 高速回転に耐えるには円筒形が有利(遠心力に強い)
→ 2極か4極の少極構造!
ほな、問題いくで!
水力発電所の同期発電機に多く採用される構造として、最も適切なものはどれか?
よっしゃ、整理するで。
水力発電の特徴:
・水車の回転速度は遅い
・遅い速度で50Hz/60Hzを作るには極数を増やす
・多極にするには突極構造が適している
💡 覚え方
水力 = 低速 = 多極 = 突極機
火力 = 高速 = 少極 = 円筒機
火力発電所の同期発電機に多く採用されるのは?
ええぞ!ほな発展問題や。
円筒機が高速回転に適している理由として、最も適切なものはどれか?
ここまでの内容を整理するで!
🔑 試験で狙われるポイント
・大容量発電機は回転界磁型(電機子固定でスリップリング不要)
・水力発電 = 突極機(低速・多極)
・火力発電 = 円筒機(高速・2極or4極)
よっしゃ、総合問題や!
同期発電機の構造に関する記述として、誤っているものはどれか?
惜しいな!各選択肢を確認しよか。
選択肢を確認:
① 大容量機では回転界磁型が主流 → 正しい
② 突極機は高速回転に適している → これが誤り!
③ 円筒機は火力発電所で多く使用 → 正しい
④ 水力発電機は多極構造が多い → 正しい
💡 ポイント
突極機は低速回転向き!
高速回転に適しているのは円筒機や。
高速回転に適しているのはどちら?
お疲れさん!第3講「同期発電機の構造」終了や!
📝 今日のまとめ
✅ 大容量発電機は回転界磁型が主流
✅ 理由:大電流をスリップリングなしで取り出せる
✅ 突極機 = 水力発電(低速・多極)
✅ 円筒機 = 火力発電(高速・少極)